Reading

地方在住の読書好きで主に通勤電車内で読書をしております読んだ本の内容を整理するためにブログを開設いたしました。 新書を中心に気になるテーマの書籍を読みながら読書Lifeを過ごせたらと思います。

2022-01-01から1年間の記事一覧

日経BP社出版の「ANA苦闘の1000日」高尾泰明氏著を読了しました。

自宅の最寄駅からの道中ふと夜空を見上げると、そこには無数の旅客機が飛んでいる光景を見ました。 「結構飛んでいるんだな」と感じたことがあります。 しかし2020年を境にその光景は一変してしまいました。 中国湖北省武漢市が発祥とされる新型コロナウイル…

岩波新書の「エノケン・ロッパの時代」矢野誠一氏著を読了しました。

普段は芸能界について言及された書籍を読むことがありませんが、時折昭和のノスタルジーを感じたくなり昭和をテーマにした書籍を読むことがあります。 今回は昭和初期の芸能で特にコメディーに関する書籍を読みました。 岩波新書から2001年に出版された「エ…

講談社現代新書の「10分で名著」古市憲寿氏著を読了しました。

世の中には数え切れないほどの書籍が溢れています。 一生涯でその全ての本を読み切ることは不可能です。 名著や古典と言われる時代を超えて読まれている作品も数多く存在しています。 今回読了した、講談社現代新書の「10分で名著」では一度はそのタイトルを…

中公新書ラクレの「ニッポンの経済学部 名物教授とサラリーマン予備軍のの実力」橘木俊詔氏著を読了しました。

経済学に関する書籍は何冊か読んだことがありますが、その研究と教育を行う経済学部について考察された書籍は読んだことがありませんでした。 たまたまオンラインショッピングサイトで見つけて今回読んだ、中公新書ラクレの「ニッポンの経済学部」というタイ…

彩図社出版の「国会議員裏物語」朝倉秀雄氏著を読了しました。

先生などと周囲から呼ばれる職業が多々あり、医師や教員など必ず一度は関わったことがあると思います。 そういう職業についている方は結構個性的なクセの強い方が多いという印象を受けます。 今回読了した、「国会議員裏物語」ではこちらも「センセイ」など…

PHP新書の「AIの壁」養老孟司氏著を読了しました。

イノベーション(技術革新)は予想もつかない速度で、発展することがよくあり日常の中で実感することもあります。 その技術について関わりのある関係者なら予測はできると思いますが、あまり関与していない一般人にはなかなか予測できないことが多いと思いま…

講談社現代新書の「ほんとうの定年後」坂本貴志氏著を読了しました。

人生100年時代などと言われるようになり、定年が多くの企業などで延長されたり継続雇用や再雇用といった制度も拡充され還暦ジャストでリタイアする方が昔よりは減ったと思います。 少子高齢化による影響などで公的年金の満額支給開始年齢も、年々引き上げら…

中公新書ラクレの「東京23区×格差と階級」橋本健二氏著を読了しました。

東京都の地形は細長くその中に様々な文化が入り組んでいる都市なので、地方では得られない魅力を感じます。 そんな東京23区内にも様々な特色があるが故に格差が生じているようです。 今回読了した中公新書ラクレの「東京23区×格差と階級」では長年東京23区の…

小学館新書の「マル暴 警視庁暴力団担当刑事」櫻井裕一氏著を読了しました。

ニュース等で時折暴力団事務所に家宅捜査を行うために事務所の中に入っていく捜査員を見たことがありますが、最初見た時はあれが警察官なのかと疑ってしまったことを今でも覚えています。 警察には捜査一課というサスペンス劇場でお馴染みの殺人などの凶悪犯…

中公新書の「気象予報と防災」予報官の道 永澤義嗣氏著を読了しました。

気象情報は常日頃気になる情報ではありますが、個人的には6月の梅雨シーズンから9月の台風シーズンの夏場が年間を通して気象情報を気にしている時期です。 今回読了した、中公新書の気象予報と防災、予報官の道では気象庁で予報官として勤務された著者が、そ…

講談社+α新書の「男が働かない、いいじゃないか!」田中俊之氏著を読了しました。

仕事をしていると、苦労することは多々あります。 そんな時に酔っ払った勢いで今回読了した、講談社+α新書の「男が働かない、いいじゃないか!」を購入してしまいました。 タイトルだけを見ますと働かないことを推奨するような印象を受けますが、決してそう…

小学館新書の「リーゼント刑事42年間の警察人生全記録」秋山博康氏著を読了しました。

最近は職業人の伝記などを読む機会が多いです。 今回読了した、小学館新書の「リーゼント刑事42年間の警察人生全記録」も元警察官だった著者がご自身の経験談を基に警察官の苦労話や仕事内容を説いた書籍です。 著者の秋山氏は42年間徳島県警で、警察官とし…

朝日新書の「防衛事務次官冷や汗日記」黒江哲郎氏著を読了しました。

私は、防衛政策については苦手意識があり、自分から進んで調べたりすることはしないのですが、今回読了した朝日新書の「防衛事務次官冷や汗日記」という書籍はタイトルが気になり読んでみることにしました。 中央省庁に勤務経験のある方が執筆された書籍は何…

光文社新書の「田舎はいやらしい地域活性化は本当に必要か」 花房尚作氏著を読了しました。

地方創生というフレーズは、随分前から政府が掲げています。 最近よく聞くようになったと感じていましたが、20年以上前の文献を読んでいても発見することが出来たので、ずっと解決できていない課題なのだろうと思います。 今回読了した、光文社新書の「田舎…

二見書房の「スーツの鉄道青春夜行」YouTuberスーツ氏著を読了しました。

最近は鉄道の高速移動が主流になり夜行列車に乗り旅をする機会が消滅したといっても過言ではありません。 昭和の時代から平成の初期にかけては、東海道本線や山陽本線や東北本線といった長距離路線は、夜間様々な寝台特急列車が運行されていました。 私も一…

新潮新書の財務省の「ワル」岸宣仁氏著をを読了しました。

中央省庁の不祥事が連続で報道されるようになり、新卒学生の国家公務員の志望者数が減少傾向にあるという話をよく聞きます。 官僚不人気の背景には、不祥事だけではなく長年定着してしまっている長時間労働の問題といった職場環境が、働き方改革が推奨される…

日経プレミアシリーズ「安いニッポン「価格」が示す停滞」中藤玲氏著を読了しました。

日本は、長年デフレの状態が続きなかなか物価が上昇せず、景気が低迷し続けています。 不景気の状態が長期間続くと、賃金は上昇せず積極的な消費にお金が回りません。 従って企業も値下げをせざるを得ず、また更に賃金が上向かない悪循環が続きます。 日本が…

ちくま新書の「入門経済学の歴史」根井雅弘氏著を読了しました。

昔書店で気になっていましたけど、当時は購入することはなかった本を最近購入して読んでみました。 ちくま新書の「入門経済学の歴史」というタイトルの書籍です。 経済学に関する書籍は何冊か読んだことがありましたが、経済学の歴史にスポットを当てて書か…

岩波新書の「日米核同盟」太田昌克氏著を読了しました。

ロシア軍によるウクライナ侵攻を受けて日本国内でも、自民党から米国との核の共同運用に関する議論を促す動きがあります。 日本では1945年8月6日に広島県と同年8月9日に長崎県に於いて原子爆弾が投下され甚大な被害が発生しました。 その他にも静岡県焼津市…

河出文庫の「ロッパ食談」古川緑波氏著を読了しました。

昭和というと、時代が長いので一概には言えませんが、太平洋戦争の印象が強く食べ物に困っていたというイメージが個人的にはあります。 特に戦時中は勿論のこと、戦後直後は大変だったと思います。 戦前から戦中そして戦後直後に活躍された喜劇役者として知…

ワニブックスPlus新書の「書評の仕事」印南敦史氏著を読了しました。

週末の新聞の朝刊によく書評が掲載されています。 新聞に限らず様々なメディアに書評が掲載されていて、選書の際の参考になる事も多いかと思います。 今回読了したワニブックスPlus新書の「書評の仕事」では、書評を生業にされている書評家でいらっしゃる印…

光文社新書の「若者は本当にお金がないのか?」久我尚子氏著を読了しました。

「最近の若者は消極的だ」と年長者が口癖のように言っていますが、実際のところはどうなのかということが気になりまして、光文社新書の「若者は本当にお金がないのか?」という作品を読んでみました。 著者は、ニッセイ基礎研究所という日本生命系列のシンク…

集英社出版の「いつも鏡を見てる」矢貫隆氏著を読了しました。

昔官僚を相手にお酒や現金の提供をして接待をしていたとして「居酒屋タクシー」として問題になっていたことをご存知の方も多いことでしょう。 以前ニュースアプリを見ていたら今回読了した「いつも鏡を見てる」の居酒屋タクシーの章を抜粋して紹介されていた…

岩波新書の「企業と経済を読み解く小説50選」佐高信氏著を読了しました。

普段小説はあまり読むことはありませんが、経済小説は何度か読んだことがあります。 経済小説は企業や経済活動を題材にしていることがあるため、リアリティを感じることがあるのでノンフィクション好きの私でも楽しめるので他のジャンルの小説より読んだ経験…

講談社+α新書の「岸田ビジョン分断から協調へ」岸田文雄氏著を読了しました。

第100代内閣総理大臣に就任された直後に衆議院を解散し第101代内閣総理大臣に就任された岸田文雄首相の著書を読ませていただきました。 総裁選などの際に報道等で岸田さんの首相就任後に実現したい政策の話などはあったと思いますが、じっくりと腰を据えて向…

中経出版の「理系の人々」よしたに氏著を読了しました。

昔、書店で見かけて気になっていた本ですが購入せずにいて、最近ニュースアプリでニュース記事を読んでいたら、今回読了した中経出版の「理系の人々」という本の紹介があり懐かしく感じて購入してみました。 著者は、システムエンジニアと漫画家を兼業されて…

宣伝会議出版の「メディアを動かす広報術」社会情報大学院大学客員教授松林薫氏著を読了しました。

インターネットやSNSが普及した昨今ですが、それでもオールドメディアと言われる新聞社やテレビ局の報道には依然として影響力があると思われます。 そこに勤める記者が企業の活動について報道する場合広報部が窓口となり、自社製品の紹介や不祥事が発生した…