Reading

地方在住の読書好きで主に通勤電車内で読書をしております読んだ本の内容を整理するためにブログを開設いたしました。 新書を中心に気になるテーマの書籍を読みながら読書Lifeを過ごせたらと思います。

2020-01-01から1年間の記事一覧

到知出版社の「JALの奇跡」日本航空元会長補佐大田嘉仁氏著を読了しました。

今年2020年は新型コロナウイルス感染症が世界中で流行した一年でした。 新しい年に変わったからといってその脅威から逃れることは出来ないと思いますが、今年は多くの方が苦労された一年だった思います。 日々新聞の経済面やニュース報道を見ていると、この…

祥伝社新書 (総合商社その「強さ」と、日本企業の「次」を探る)田中隆之氏著を読了しました。

総合商社は日本特有の組織であると同時にあまり一般の消費者との接点がないので、なかなか事業実態など把握し難い存在です。 そんな総合商社について様々観点から考察していく書籍です。 総合商社は時代ごとに事業形態を変革して経営してる組織であるといこ…

講談社文庫「したたか総理大臣菅義偉の野望と人生」松田賢弥氏著を読了しました。

2020年9月に8年近くにも及ぶ長期政権が幕を下ろし新しい政権が発足しました。 その政権のトップに就任したのが、安倍政権下で官房長官を務められた菅義偉氏です。 その菅義偉さんをテーマにした書籍です。 朝刊の広告に掲載されていたのでつい購入してしまい…

日経文庫の経済学入門シリーズ「国際経済学入門」第2版 浦田秀次郎氏著を読了しました。

経済学関連の書籍は何度か読んだことがありますが、国際経済学に特化した書籍は今回が初めてです。 経済学なかでも国際経済学の分野はとても興味があったので、読んでみました。 国際経済学では貿易や外国為替などのグローバルな経済活動を分析していく分野…

出版 文化社新書の「丸紅」リーディング・カンパニーシリーズを読了しました。

総合商社というと一般の消費者からするとあまり馴染みがない企業だと思いますので、なかなか事業内容を把握することが難しいと思います。 何冊か総合商社に関する書籍は読んだことがありますが、今回読んだ本は丸紅一社にスポットを当てて紹介された作品です…

光文社 「大マスコミが絶対書けない事この本読んだらええねん❗️」辛坊治郎氏著を読了しました。

通常世間での出来事は大手メディアを通して知ることが多いと思います。 しかし大手メディアの情報だけでは不十分なことも多く、また敢えて報じない事もあるでしょう。 今回読んだ本はその大手メディアでは触れなかったり或いは別の角度から時事問題を分析さ…

中公新書の都留康氏著「お酒の経済学」を読了しました。

お酒と社会科学に関心があり、偶然ソーシャルメディアで発見して非常に面白そうなので読んでみました。 お酒に関わる市場を経済学や経営学の観点から分析しているところがこの本の特徴だと思います。 主にビール、焼酎、ウイスキー、日本酒に焦点を当ててそ…

ちくま新書の「社会学講義」を読了しました。

昔、社会学に興味があるのを思い出して社会学の概要について知りたくなり、ちくま新書の「社会学講義」を読んでみました。 橋爪大三郎東京工業大学名誉教授など著名な社会学者が、社会学概論、理論社会学、都市社会学、家族社会学、文化社会学、社会調査論と…

平凡社新書の「日航機123便墜落最後の証言」著者堀越豊裕氏を読了しました。

2020年現在から遡ること、35年前の8月12日の夕刻に日本航空の巨大ジャンボ機が群馬県の山中に墜落した未曾有の事故が発生しました。 それ以降日本の航空会社が大規模な事故を発生させることは無くなりましたが、世間に大変大きなショックをあたえたことは間…

新潮文庫の「記者になりたい」著者 池上彰氏を読了しました。

昔、書店で見かけて気になっていた本がありましたが、結局購入せずにいました。 それから月日が流れてその本のことを思い出したので検索して探してみたところ某オンラインショッピングで中古本として販売されていたので購入しました。 その書籍はジャーナリ…

星海社新書の「電通と博報堂は何をしているのか」を読了しました。

数年前に大手広告代理店の電通で過労死問題が報じられて、世間からの広告業界に対する注目が集まりました。 広告業界については全然知らなかったので少し興味がありました。 そこで今回読んだ星海社新書の「電通と博報堂は何をしているのか」をオンラインシ…

ちくま新書の「教養としての政治学入門」を読了しました。

経済学系の書籍は何度か読んだことがあるのですが、政治学に関する書籍は読んだことがなかったので、今回初めて読んでみました。 政治学をテーマにした書籍は数多く存在するなかで、今回読んだ作品は成蹊大学の法学部の教授陣が執筆した書籍です。 成蹊大学…

ちくま新書の「1995年」を読了しました。

2020年現在からすると25年前になる1995年というと、年明け早々阪神淡路大震災やその2ヶ月後にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生した年として強く印象に残っている年だと思います。 その他にもパソコンの基本ソフトOSであるWindows95が発売されたりイ…

中公新書の「科学技術の現代史」を読了しました。

新型コロナウイルスが猛威を振るうなか自宅で過ごす時間が増えるのと同時に、自宅での読書の時間も増えてきている今日この頃。 そんな時に昨年の年末に書店で購入した本を読み終えました。 中公新書の「科学技術の現代史」というタイトルの書籍で、科学技術…

大月書店の「人文・社会科学系大学院生のキャリアを切り拓く」を読了しました。

1990年代から大学院教育に重点が置かれるようになっていき大学院生の人数が増加していったようです。 それまでは大学院修了後は大学教員になることが一般的だったと思いますが、大学院生が増加することにより院生のキャリア形成の支援を行う必要が発生しまし…

岩波新書の「メディア不信」を読了しました。

フェイクニュースやポスト真実といった言葉が最近よく聞かれるようになりました。 今回読了した岩波新書の「メディア不信」ではこうした既存メディアに対する不信感がなぜ起こったのかについて考えていく書籍です。 ロイター通信などに勤務経験がある著者が…

捨てられる銀行3「 未来の金融」計測できない世界を読む 講談社現代新書 を読了しました。

AI技術が発展していくなかで、これまで通りの経営方針では世間から見捨てられてしまうという話を聞きます。 なかでも金融業界では事務作業の効率化等により人員削減の措置が取られています。 今後益々変革を求められることでしょう。 今回読んだ講談社現代新…

集英社インターナショナル新書の「光の量子コンピューター」を読了しました。

科学技術の発展が急速に進み益々人々の生活が便利になっていく昨今。 今回読んだ集英社インターナショナル新書の「光の量子コンピューター」ではスーパーコンピューターと同じような、膨大な計算処理を行うコンピュターについて紹介された書籍です。 スーパ…

飛鳥新社の「安倍一強の秘密」を読了しました。

小泉政権以降ほぼ毎年のように政治のトップを担う内閣総理大臣が交代していますが、第二次安倍内閣が発足してから7年以上が経過しています。 首相在任年数が史上最長を記録するなど、なぜこれほどの長期政権になったのかを分析した書籍を最近はよく見かける…

岩波新書の「行動経済学の使い方」を読了しました。

従来の伝統的な経済学では人間は、合理的な判断で経済活動を行なっていることを前提に理論が作られているようですが、実際のところすべての事柄に於いて合理的な判断をしているわけではないのです。 人間が合理的な判断をして日々経済活動を行なっているとい…