Reading

地方在住の読書好きで主に通勤電車内で読書をしております読んだ本の内容を整理するためにブログを開設いたしました。 新書を中心に気になるテーマの書籍を読みながら読書Lifeを過ごせたらと思います。

2024-01-01から1年間の記事一覧

中公新書ラクレ「とがったリーダーを育てる」池上彰氏 上田紀行氏 伊藤亜紗氏著を読了しました。

日本の行政や企業のトップであるリーダーには文系出身者が多くを占めており物事の決定が行われていますが、理系分野の専門家は社会のことに無関心で自分の専門分野を究めることに没頭しているというイメージを世間から持たれていると思います。 社会ではいつ…

NTT出版の「LSE物語 現代イギリス経済学者たちの熱き戦い」木村雄一氏著を読了しました。

イギリスの大学は日本の大学制度と異なり一つの大学内に複数のカレッジが構成されて成立していることが多く今回読了した「LSE物語」という書籍では、イギリスの社会科学系総合大学の「the London School of Economics and political science」頭文字をとって…

光文社新書の「参議院」倉山満氏著を読了しました。

参議院議員から衆議院議員への鞍替えの話をよく聞きます。 そして参議院というと不要論がよくあります。 法案が国会で議論されて可決される時に衆議院での判断を参議院は尊重しなければならないといった話もあるので、私個人的にも参議院の存在意義について…

講談社現代新書の「農協の闇」窪田新之助氏著を読了しました。

いつの時代も組織の不正が公にされることがあり、その都度改善策などが練られますがまた時間が経つと不正が繰り返されることが多いものです。 不正の内容はそれぞれ違いますが、大体金銭や利権に関することが多いと思います。 今回読了した講談社現代新書の…

大和書房の「人生を肴にほろ酔い百話」太田和彦氏著を読了しました。

人それぞれ年代や環境によって様々な経験をして、独自の視点を持つようになります。 他人の人生を知るのもなかなか面白いことです。 今回読了した、大和書房から出版された「人生を肴にほろ酔い百話」では居酒屋探訪家として知られる太田和彦さんのエッセイ…

中公新書の「リベラルとは何か」田中拓道氏著を読了しました。

社会のあり方や価値観の議論になると保守主義やリベラルといった用語が登場して議論されることが多いですが、その一方で対立の原因になる事もあります。 その保守主義やリベラリズムとは一体何なのかということが気になり、中公新書の「リベラルとは何か」と…

東洋経済新報社出版の「JA解体1000万組合員の命運」飯田康道氏著を読了しました。

地方では昔、農業が主な産業として地域経済を担っていた部分があると思いますが、近年は地方の人口が減少しなかでも若い世代の人口減少が大きく農家をやらなくなり農地が売却さられることが多いという話をよく聞きます。 その農業を行ううえでJAと呼ばれる農…

講談社現代新書の「昭和の青春」池上彰氏著を読了しました。

若い世代の間では昭和ブームが起こっています。 レトロなところが新鮮に思えるのかもしれません。 一方で昭和の時代を経験した世代からは懐かしさを感じると思います。 そのためテレビ番組でも昭和の特集番組が放送されることが多々あります。 今回読了した…

角川新書の「サラリーマン生態100年史」パオロ・マッツァリーノ氏著を読了しました。

歴史を振り返る書物は多々ありますが、庶民の暮らしぶりを解説した書籍は少数なのではないかと思います。 今回読了した角川新書の「サラリーマン生態100年史」では、多くの人が経験するであろう会社勤めをしているサラリーマンにスポットを当てて紹介された…