地方在住の私にとっては、東京駅周辺丸の内は他のオフィス街にはない圧迫感を感じます。
日本経済の中枢と言われているからでしょうか。
日本の財閥の歴史は古く三井や住友の両財閥は江戸時代からあり第二次世界大戦後にGHQ により解体されたが現代社会でも経済に多大な影響を与え続けている。
かつて日本には数多くの財閥が存在し消滅した財閥もあれば、現在でも財閥をルーツとした企業が活動しています。
そのなかでも今回読ませていただいた三笠書房出版で財閥研究会が執筆した「三菱 三井 住友三大財閥がわかる本」ではタイトルにもある通り三菱 三井 住友の三大財閥に焦点をあてて紹介された作品です。
財閥について取り上げた書籍は数多くあり私も読んだことがありますがこの作品では三大財閥だけにスポットをあてているので三大財閥の歴史は勿論のこと三菱 三井 住友の社長会の説明や社長会加盟企業の決算データの詳細などが事細かに紹介されております。
財閥の冠が無い企業でももとを辿れば三大財閥が発祥の企業や深い繋がりのある企業もあり意外な発見があります。
企業や経済について関心がある方にはお勧め出来る書籍です。