近年各業界では、人手不足が懸念されているなかAI(人工知能)の話題が盛んになっている。
私もAIに関する話には関心があったので、しっかりと解説された書籍を読んでみたいと思っていた。
たまたま書店に行ったら偶然この作品が販売されていたのでつい購入してしまった。
この作品で初めて知った事はAI研究は、ここ最近始まったのではなく30年以上前から行われていた研究であるという事、しかし技術改良が行われたものの一過性のブームで研究が途絶えてしまい不発になってしまう。
ただ近年の研究では脳科学との融合により機械学習精度が飛躍的に向上しより人の脳の構造に近い性質を持つようになった。
人口が減少しつつある社会で、このAIがピンチヒッターなってくれる事を期待したいがそれに伴うリスクがあるというのもファクトである、昔作家の夏目漱石が蒸気機関車が怖いとい話をしていたようだがうまく社会に浸透していき人々になくてはならない文明にはなった。
しかし当時の文明と今の文明の技術力では差は歴然としている、そういったリスクとも向き合う必要がある。
何だかんだ言って人間はそれなりに器用に吸収して人間の役割と文明に役割を識別して社会を成立させる事が出来るのではないかと感じる。